心療内科の種類を考慮した選び方のポイント

心療内科ってどんなところ?

なんとなく気持ちが晴れない、眠りが浅くてだるい。こんな症状を経験したことがある方は多いと思います。大きなストレスを受けた後であったり、自分では原因がはっきりとわからない場合もあるでしょう。数日休息を取ることで回復すればよいのですが、いつまでも回復しない場合今まで通りの生活をするのはかなりつらく、病院にかかるにもどこに行ったらいいかわからず困りますよね。 いざ受診しようと思い立ったあなたが思いつくのは、おそらく「精神科」というワードではないでしょうか?しかし、大きな精神科にかかるほどなのか、また友人や会社などの周囲に在らぬ憶測をされるのではないなどの症状以外の心配が出てくるでしょう。弱った心身にさらに心理的な負担がかかってしまうかもしれません。そこで、数年前から目につくようになった、「心療内科」はご存じでしょうか?多くは町中にあり、内科のような外観で受診しやすい雰囲気の病院です。

症状に合う病院にかかろう!

心療内科と精神科との違いは、心身症の治療をメインとしているところです。心身症とは、ストレスなどが原因で体に不調が起きているものをいいます。体の不調とは多岐に渡りますが、胃や頭、目などの痛み、不眠、だるさなどが多いかもしれません。また、軽度のうつ症状やこころの病気を診ている病院もあります。有料でカウンセリングを併設しているところもあります。詳しくはホームページで確認したり、電話で問い合わせをしてみるとよいかもしれません。 ほかには、「神経内科」という科もあります。こちらはパーキンソンや脳梗塞後の後遺症など脳や神経の病気を診るところです。精神科ではうつ病や統合失調症などこころの病気を広く、心療内科では心身症をメインに診ています。出ている症状に適した病院にかかり、早くいつもの日常に戻れるといいですね。